ぽよぽよにっき

28歳の日常です

退職した

この間最終出勤を終えて現在有給消化中の身。

退職を決めたのは11月。

唯一の後輩が退職すると聞いたのが10月、同じころ、複数の先輩が近々産休に入るらしいという噂も耳にして、このまま働き続けるのを不安に感じての決断だった。

その後輩の送別会で、どういう経緯で退職することにしたのか聞いてみたところ

・結婚する(時期未定)

・彼が転勤する(嘘)

・もう仕事嫌になった、ゆっくりする(正直)

というような話だったので、そうか、これでいいのかと気づいたのだった。

自分の中で決意が固まってからは早かった。

近場の上司、課長、部長、所長へとトントン拍子に報告してあっという間に退職できることになった。

あんなに仕事で悩んでたのにあっけなかったなあという思いと、甘えてるけどいいんやろかというちょっとした不安と、仕事を辞めれる喜びとが色々と混ざってもや〜んとしたけど、最終的にはとても前向きな気持ちで退職できた。

ちなみに自分も退職理由として

・結婚する(これは本当)

・彼が転勤するので仕方なく(嘘ではないけど遠い話)

というのを告げさせていただいた。ちなみに「九州に行きます」と話をしてしまったので、数ヶ月間、これから九州に行く人として過ごすことになってしまい面白かった。

退職することが会社の人たちに知れ渡ってから、悪口を言われたりささやかな嫌がらせをされたりしないか心配していたけどそれは杞憂で、変わらず接してもらえて、結婚を祝ってもらえることもあってとても嬉しかった。

退職が決まってからは、肩の荷が下りてのびのびと仕事ができた。普段からこれくらいラフな気持ちで仕事に取り組めたのならまだまだ続けられたかなあとは思った。

自分の所属していたチームでは、仕事をみんなで分担するスタイルをとっていたので、自分にしかできない仕事というものが特になく大した引き継ぎもなかったのだが、退職直前の時期にはパートさんにパソコンの使い方を教えるという一大業務を任されてそれが結構大変だった。

何回説明しても覚えないしメモも取らないし露骨に嫌そうにするしなんなんだよ…と思ったけど笑顔で頑張った。

なんだかんだで最終日はあっという間にきた。

いつも通り仕事をして、夕方には他のチームに人たちにもお菓子持って挨拶しに回って、最後には花束と寄せ書きをもらい、簡単に別れの挨拶をして終わった。感慨深いものがあった。

他のチームの人たちに挨拶周りをするのがなんだか嫌で嫌で、退職の何ヶ月も前から最終日のことを考えて軽めの鬱になったり、マナーとかも検索して、お菓子配らないでも特に問題ないらしいしやり過ごすか…と結論出したり、どうしようか悩んだけど、結局できる範囲でお菓子配って回った。実際挨拶しに行ってみたらみんな優しくて、逆にお菓子を貰ったり、優しい言葉をかけてもらったりして…

何も行動しないうちから他人を拒絶するのは良くないなって考えを若干改めました。

 

丸5年働きました。嫌なことも不愉快なことも沢山あったし最悪な人間もいたし待遇も悪いし経営も傾いてるし…いやいや文句ばっかり。

でも身の回りの人たちには恵まれていたと思うし仕事自体は楽しかったです。ありがとうございました。