「21世紀の女の子」の感想
21世紀の女の子 という映画を見ました。
なんとなく気になっていた映画で
・若手女性監督たちの短編集
・今時のモデルとか若い女の子たちが沢山出演している
程度の前情報を得て見に行きました。
感想
“自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること”
が各短編の共通テーマだそうで、様々な形でそれが表現されていて感心させられました。
各作品8分ずつで、8分と言うともう最初からクライマックスみたいな勢いで展開していくものばかりかなと思いきや、ゆっくりとした時間が過ぎていくような物語もあり、監督ごとに作品の色がかなり異なっていました。
瑞々しい恋ごごろとか、大人の恋愛事情とか、世間では認められないような関係とか、登場人物自身の内面の問題であるとか、未来へ繋げていく熱い思いとか、そう言う色々なものがこの映画にはぎゅっと詰められているように感じました。
その中には、このようなストーリーで、このような意図を伝えたくて、こう言う撮り方をしているのかなと読み取れるものもあれば、
なんだか訳がわからないものがあって
全編ずーっと頭を使いながら鑑賞しました。
(わたし自身の脳が足りないのである)
(そう言うときはいろんな人の感想を読んでみたりする)
(わたし自身が大人になり過ぎてしまっているのかもしれません)
めちゃくちゃ面白かった!!!!!というよりは
深みのある、なんとも言えない気持ちになる、そんな映画でした。
枝優花監督「恋愛乾燥剤」
ふくだももこ監督「セフレとセックスレス」
松本花奈監督「愛はどこにも消えない」
がわたしにとっては理解しやすくて、印象に残ってます。
おわり