ぽよぽよにっき

28歳の日常です

おっさんずラブに、会えて、よかった…

人生で最も熱中したドラマ、おっさんずラブが無事に最終回を迎えました

なんというか、ホッとした気持ちです…

毎日おっさんずラブのことを考え、仕事中にふとニヤついたり悲しくなったりする日々を過ごしていたので

今度の生活に物足りなさを感じてしまいそう

 

簡単に最終話の感想を書きます

 

牧春派の私からすると、本当にこの結末でよかった!!!

というのが素直な気持ちです

牧春で終わるだろうなとは予想してたけど、ドキドキした〜

 

まず衝撃の6話ラストからの

部長と同棲することとなった1年間の経緯が描かれる

部長!やっぱりイケイケで押しが強いな〜

なんとなくで上がり込んでなし崩し的の同棲スタートって、

なんだかこの書き方だと、クズ男が勝手に家に住み着いて〜みたいに捉えられちゃいそうだけど実際にそんなことはなく

蝶子さんがストロングポイントとしてあげてた通り家庭的で、料理や掃除洗濯なんかもしっかりできちゃう部長

さすが仕事のできる大人の男や…と思いながらも

春田!!!!!!!!!何受け入れてんだよ!!!!!!

牧はどうした牧は!!!!!!!!!

でも少しずつ家のこともできるようになったり仕事でも成長してたり

ワンアップしてる春田を見てると

あれ…これはこれで幸せなんか…?とも思えてきたりして

牧も同じように家庭で尽くしていたけど、やっぱり部長には指導力があるんだななんて感じました

これは人生経験の長いおっさん故の力かな

そして社内で見せる牧の寂しそうな顔よ…春田罪深すぎよ

 

春田の上海転勤の話が舞い込む

全く迷わず行きますと即答する春田

部長、ショックだっただろうな〜て思った

自分との生活はそうやって簡単に終わらせられる程度のものだったんだって感じてしまったと思う、ここの部長は上司モードだけど

 

次のシーンのゼクシイには笑った

 

そしてフラッシュモブプロポーズ

いや春田私服ださすぎやろ牧にコーディネートしてもらわなあかんのちゃうかやっぱり

プロポーズにびっくりするのはわかるけどそこは承諾するなよ…

この展開は予想というか希望してなかったから動揺した

「好きすぎてやばいから結婚する」

てマロが言ってたけどこれは一方の気持ちだけじゃダメだよ

部長は春田のこと好きすぎてやばいけど

春田はそういう状態じゃないんだよ

春田よ流されてないでちゃんと自分の気持ちを出していってくれ!!!

て本当に思った

あの作ったような笑顔から滲み出る気持ちをさあ

 

わんだほうでの結婚祝い飲み会から抜け出しての牧とちずのシーン

めっちゃよかった

牧は春田と違ってちゃんと自分の気持ちに向き合える強さを持っているけど

今まで相手を思いやるあまり自分が引くようなことばっかりでさ

ここでやっと「つれぇ…」って、自分の思いを吐き出すことができてよかった

本当に好きな人には幸せになってほしい

自分の幸せと天秤にかけたときにその選択をできるのは本当にかっこいいよ

でも自分が傷つくことから逃げてしまうのもわかる

恋愛って難しい

牧とちずは春田を巡る恋敵になってもおかしくない関係なのに

こうやって相手を思いやりながら本音を言える仲になれて

本当に2人とも人間できてますね…こんな友人ほしいわ

海に向かって春田の悪口(やや褒め言葉でもある)を大声で叫びあって

これはこれで良い青春の形やな…こんな友人ほしいわ

そして自分が春田に告白したときのこと思い出したんだろうか、牧を諭すちず

本当に素敵な女性だね

あんなに春田を大事に思う牧の姿を身近で見てたら

後悔して欲しくないって思うよね

 

飲み会も終盤、武川さんが春田に部長のこと好きなのか確認するシーンで

春田は好きですよって答えて、

実は起きてる部長はそのことを聞いてるわけだけど

実際は春田には迷いがあって気持ちは自分に向いてない、って薄々気づいてるんだろうなと思った

上海に行かずに東京に残る決断をしたこともそういうことかなと

家の中でウェルカムボードを黙々と作る春田

その顔はなんか言いたげな表情をしてる…

早く…早く…自分の気持ちに気づいて

そしてちずに背中を押された牧から届くメール

そしてなぜか1年前から残っているメモ(春田さん用晩ごはんカレー)

そう、春田の中にはずっと牧がいるんだよ

 

話がしたいという牧と待ち合わせているときに

道で倒れてるおばあちゃんに遭遇して病院に行って時間過ぎてしまうなんて、なんというドラマ的展開

でもあそこでおばあちゃんをちゃんと助けるあたりが春田だなあって好感持てる

牧に連絡しようにも携帯を忘れてたりして

「なんで俺はいつもこうなんだよっ」

ってあなたが春田だからだよ

時間遅くに待ち合わせ場所に到着して、すれ違う春田と牧にめちゃもどかしさを感じた

春田いつもみたいに「牧ーーーーーーーーーっ!!!!」って絶叫してくれよ…

えっこれで本当にすれ違いエンドなの…?って一瞬考えてしまった

 

時間軸よくわかんないけど次はもう結婚式のシーン 

ツイッターとかでいろんな人の考察とか読んで分かったけど

「神様の前では嘘はつけないね」って

毎回オープニングで春田の「神様、〜〜」っていう心境から始まるのにかかってるんだね

部長は恋愛対象としての好きではなかった

誓いのキスを前に思い浮かぶのは、やっぱり牧でした

春田の困惑をきちんと受け止めて牧の元へ向かわせる部長の男らしさ、春田のことを思うが故の披露宴キャンセルの嘘 

さすがに胸が苦しくなった

牧と同じで、本当に好きな人には幸せになってほしいって思うが故の行動だよね

ここで嘘をつかないと春田は牧の元へ行けなかっただろうなあ

「振られちゃったぁ〜」って部長がみんなに報告するところで

部長より先に蝶子さんが泣いてて、すごい愛を感じた

部下のみんなも部長に寄ってきて泣いてて

本当に慕われてるいい上司なんだな〜て思った

 

 

そしてクライマックスへ…

旅に向かう牧をなんとか見つけて絶叫

「牧が好きだーーーーーーーーーーーーーーーーー」

ここからもう涙が止まらんくなった

「俺といたら幸せになれませんよ」

って牧の最後の強がり、泣ける

ここにきてまで傷つかない予防線を張っちゃってさ

何回も(無意識な)春田に傷ついてきたから、少し不安もあったよね

でもやっと自分の気持ちに向き合った春田は最強だから

まっすぐな愛を伝えられて

それを受け入れていく牧の表情とか、春田の背中に回した手の動き、だんだんと春田を抱きしめていくところとか本当に繊細で、すごい胸に刺さった

 

あとは営業所で春田を送り出したり

屋上で部長と武川さんが語り合ったり

それぞれの恋愛のその後が描かれたり

 

からのラストシーン

なんかもう詳細は書かない、書けないけど

何回も繰り返し見てしまった

1年以上かけてやっと気持ちが通じ合った2人は本当に幸せそうで

永遠に続いて欲しいって心底思った

 

 

 

おっさんずラブ、役者さんが田中圭林遣都吉田鋼太郎で本当によかった

みんなそれぞれのらしさがある演技が上手で、めちゃくちゃひきこまれた

難しいテーマだろうけどそれをいやらしく見せずに、コミカルでもあり、純愛を感じさせるものに仕上げる力はすごいなあと

特に林遣都の演技、嬉しそうな顔、悲しそうな顔、その一つ一つに釘付けでした

あとSNSなんかで見たけどアドリブが豊富だったようで

台本にないところから様々な素晴らしいシーンを生み出すって

もう心から春田、牧、部長じゃん、すごいな

プロデューサー、監督、脚本家の方々にもなんかもう大感謝の気持ちです 

 

 

おっさんずラブに、会えて、よかった… 

 

 

 

というわけで簡単に書こうと思ったけどめちゃ長くなってしまった最終話の感想でした

しばらくはおっさんずラブロスだろうけど、このドラマから得た美しい思い出を胸に、強く生きていきます

読んでいただいた方ありがとうございました